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9. 輝ける違和感

Penulis: 月城 友麻
last update Terakhir Diperbarui: 2025-10-29 11:20:36

「ま、負けるとは申しておりません! ただ、腕が拮抗するだけ、テトリスに対する想いの強さを競う戦いになるだけです!」

 タケルは胸を押さえながら必死に言葉を絞り出した。

「想い……?」

「そうです、本来ゲームとは想いと想いのぶつかり合い、どれだけ魂を熱く燃やせたかを競うものです! それをこの決勝戦での評価といたします」

「ほう?」

 王子は小首をかしげながら、タケルを鮮やかに輝く真紅の瞳でにらんだ。

「技ではなく、ハート。これが本決勝戦でのテーマとなります」

「考えたな……。これは誰の発案か? お主か?」

 王子はまるで面白いオモチャを見つけたような笑みを浮かべる。

「わ、私です……」

「いいだろう。対戦終了後もう一度ここへ来い。お前の小手先の策略が正しかったかどうか裁いてやる。くっくっく……」

 王子は嗜虐的な笑みを見せた。その真紅の瞳にはタケルの挑発に対する怒りと好奇心の混ざった炎が揺れている。

「み、御心のままに……」

 タケルは背筋を貫く悪寒にブルっと身震いをしながら頭を深々と下げた。

       ◇

 いよいよ決勝戦。タケルはクレアに事の次第を丁寧に伝え、最後の最後に上手く負けることをお願いした。接戦ののちに王子が勝てば丸く収まるはずである。

 しばらく口をとがらせ、うつむいていたクレアだったが、何かを決心するとグッとこぶしを握り、にこやかに笑った。

「分かったわ!」

「ゴメンね、王族に逆らう訳にはいかないんだ」

「ううん、いいの。私が全て解決してあげるわ!」

 クレアは美しい碧眼を光らせ、タケルをまっすぐに見つめる。

「あ、そ、そう?」

 タケルはそのクレアの瞳の輝きに違和感を感じたが、クレアはスタッフに呼ばれてしまう。

「じゃあ、行ってきまーす!」

 クレ

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